Gmailエンジニア、更なる重要アップデートをブログで大胆予告の巻

| トラックバック(0)
この記事をブックマーク:  はてなブックマークに登録 この記事をlivedoorクリップ! Buzzurlにブックマーク Yahoo!ブックマークに登録

(※10月23日に末尾に追記。アドバイスくださったみなさんに感謝です)
Gmailのログイン画面にて突然、Gmailの最初のエンジニアである Paul Buchheit氏による Google Blogでのポストへのリンクが表示されています。
早速読みに行ってみたところ、どうやら近々なにか凄いことをやってくれるみたいなので、以下全文を訳してみました。
これだけ大々的に予告したんだから、もうちょっとやそっとではみんな許してくれないですねw

電子メールの起源を特定するのは難しいけど、1971年10月、Ray Tomlinsonというエンジニアが電子メールアドレスに「@」の記号を使用することにして、最初のネットワークによる電子メールを送信するソフトウェアを書いたそうだ。

当時、それはさして重要なことではなかったに違いない:その最初のメッセージを保存したり、まして正確な送信日を記録したりなんて、誰もやろうとはしなかったはずだ。そんな歴史のちょっとしたカケラを自分の目で見ることができたら面白いだろうなと、僕はいつも思っていた ― 何か重要なことが起こるその場に居合わせられたら、と。それが、自分がGoogleという無名の小さなベンチャーに加わった動機の一部であり、今はGmailと呼ばれている新たなメールサービスを作るチャンスをもらった時にワクワクした理由でもある。

もちろん、Gmailを作り上げたかった理由はそれだけではない。自分自身、相当ヘビーなメールユーザだったにも関わらず、メールというのがただ自分にとって不便なものでもあったのだ。僕のメールボックスは滅茶苦茶だった。重要なメールは永遠にどこかへ埋もれ、どれがどのメールへのレスだか分かったものじゃなかった。ひどい時には、あるメールに誰かが先にレスしてるか気づけずに、4人もの人間が同じ回答を別々に送ってくる有様。さらに、メールのデータが1台のPCだけに保存されているので、自分のメールボックスにいつでもアクセスするわけにいかず、仮にWebインターフェースがあってもその使い勝手はまだ耐え難いレベルだった。そしてスパムの問題。山ほどのスパムに悩まされていた。Gmailを作ることで、僕は電子メールというものを変化させる機会を得たのだ ― 自分を困らせるものではなく、自分の役に立つものを作り出す機会を。

我々には多くのアイデアがあったが、まずはなるべくいろいろな人からメールの使い方について話を聞くことに時間を費やした。彼らは、自分がメールを使う様子を実際に見せてくれたので、僕らとしてはみんながメールをどう使うのか、何を必要としているのか、非常によく理解できた。我々は新しい機能を、単に過去の定番のメールクライアントのインターフェースに縛り付けるつもりはなかった。電子メールというものについて考え直す必要があったが、30年以上の歴史と、何千ものプログラムと、10億人近いユーザという、その過去の資産を尊重することも必要だった。そこで最初に、どの機能が最重要で、どの問題が最も悩みの種になっているのかを知ろうとすることから始めた。また、すべてのユーザの問題を一挙に解決しようとするのは、最初のリリースでは難しすぎる挑戦であることにも気づいた。全員が「まあいいんじゃないの」と思うものを作るより、たくさんのユーザが「最高だ!」と思ってくれるものを作るほうがいいと、僕らは考えた。だから、それが僕らのゴールでもあった。

2004年4月1日、Gmailの最初のリリースが公開された。それまで4MB程度しか使えなかったWebメールの世界で、無料で1GBのストレージがもらえるGmailはたちまち話題になった。みんなの注目を集めるためだけにそうしたわけではなく(確かにそれでシェアが増えたけど)、単にそれは僕らの哲学の一部だった。我々はいつも、ユーザのために最大限のことをしたいし、何かを無料でできるならそうする、というだけのことだ。

他社と比較して見た目に最も分かりやすい違いはストレージサイズの差だったけど、その他の改善点も同じくらい重要だった。Gmailは高速で正確な検索機能を備えていたので、カンバセーションビューのような、パワフルで新しいコンセプトによるメールの整理が可能になった(だから、僕もついに一つのメールへのすべてのレスを1ページで見ることができるようになったよ)。また、ブラウザ上での高速な動的インターフェースを採用したが、その手法は“AJAX”として知られ人気を博するようになった。

このインターフェースには、当時のWebではそれほど一般的でなかった重要な機能がいくつも含まれていた ― アドレス入力のオートコンプリート、軽快なスペルチェッカ、キーボードショートカット、リロードなしでのページ更新などなど。賢いスパムフィルタも付いた。ついには、我々は重要な新しい約束をした:もしいつかあなたにとってGmailが要らなくなっても、Gmailのアドレスとすべてのメールデータは引き続き管理することができますよ、と。携帯電話ユーザは(米国では)すでに、キャリアを変えても同じ電話番号を使い続ける権利を持っているわけで、メールについてもそれと同じ自由を持つことができていいはずだ。この自由を守るべく、Gmailではメール転送POPダウンロードも無料でできるようにしている。いまや他社の多くのサービスでも、Gmailの様々な革新点を採用し始めているので、彼らがいつかこのポイントについても考慮してくれるようになるといいね。

もちろん最初のリリースは単なる始まりで、僕らはせっせとGmailの改善を続けている。ストレージは無料で増え続けているし(2656MB超)、インターフェースは38ヶ国語に対応したし、書きかけメールの自動保存まで実現したところだ。僕らは、Gmailがまだすべてのユーザにフィットしているとは思っていない。その点についても対応中だ:フォルダ愛好者や敬虔なメール削除主義者・・・そういったユーザのためにできることはまだいろいろある。しかしちょっと待った、それだけじゃないんだ!w 僕らはこの後、またしてもエキサイティングな革新をいくつも実現することになっている。それらがもう一度業界に衝撃を与えること、Gmailがさらに多くの人にとってもっとよいものになることを願うよ。

僕は我々のこれまでの成果を誇りに思うし、Gmailのこれからのプランに興奮しています。あなたもその楽しい未来に参加して、電子メールの遥かなる歩みを一緒に祝ってください

・・・というわけで訳しておいて情けない話ですが、タイトルの:
「Guess what just turned 34?」
の意味が分かりませんw
34って何の数でしょう???

(※2005/10/23追記)
「34というのは、メールが生まれた1971年からの経過年数、要するに電子メールの“年齢”ではないか」というメールを、たくさんの方からお送りいただきました。確かにそれに違いないですね。
なので、このタイトルを訳すると:
「今ちょうど34歳をすぎたところなのは、何だか当ててごらん?」
といった感じかと。なるほどです。
お知らせくださったみなさん、ありがとうございましたー。

トラックバック(0)

このページのトラックバックURL:
http://www.gmail-maniacs.net/nimda/mt-tb.cgi/188